重点17分野、5月に工程表=家事支援に国家資格も―成長戦略会議



政府は24日、首相官邸で「強い経済」の実現に向けた「日本成長戦略会議」(議長・高市早苗首相)を開き、来年5月までに人工知能(AI)・半導体など重点投資対象17分野ごとの工程表案をまとめる方針を決めた。人手不足の解消につながる家事の負担軽減へ、2027年夏に家事支援サービスの国家資格化を目指す方針も打ち出した。

首相は席上、「真に実効性のある官民投資ロードマップを策定する」と表明。新たに導入する「大胆な投資促進税制」が適用される投資額は合計で「年間約4兆円を見込む」と強調した。

政府は新たな成長戦略の策定に向け、作業の進捗(しんちょく)管理を担う分科会を新設し、分野ごとの作業部会も整備した。経済安全保障の強化につながる「危機管理投資」を中心に官民連携投資を促すため、研究開発や需要創出といった支援策を議論する。

2025年12月24日 19時13分

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