東京株、原油高騰で大幅続落=一時1100円超安、円159円台後半



13日の東京株式市場は、イラン情勢の緊迫化に伴う原油相場の高騰を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まった。日経平均株価は大幅続落し、下げ幅は一時前日比1100円を超す場面もあった。終値は633円35銭安の5万3819円61銭。

イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師が原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖を継続すると表明。原油先物相場は、供給不安から米国産標準油種WTIが一時1バレル=100ドルに迫る水準まで上昇し、世界的な景気悪化懸念が強まった。

東京市場では半導体関連株や自動車株などが値を下げ、相場全体を押し下げた。市場では「原油上昇圧力が残る限り、日本株の明確な浮上は見通せず、下値不安がくすぶり続けるだろう」(国内運用会社)との見方が出ていた。

一方、東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=159円台後半に下落した。2024年7月以来、約1年8カ月ぶりの安値水準。中東での交戦状態の長期化が懸念される中、トランプ米大統領がSNSに「きょう何が起きるか見てみよう」と投稿したと伝わり、「有事のドル買い」が強まった。午後5時現在は159円40~41銭と前日比61銭の円安・ドル高。

〔写真説明〕東証の株価を表示する大型ディスプレー=東京都中央区(EPA時事)

2026年03月13日 18時04分


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