供給途絶、石油ショック時上回る=ホルムズ封鎖で―米連銀



【ワシントン時事】米ダラス連邦準備銀行は20日公表したリポートで、米イスラエルの対イラン攻撃をきっかけとした、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖に関し、原油供給の途絶規模は1970年代の石油ショック時を上回る可能性があると分析した。封鎖が年内いっぱい続くなら、原油価格は平均で1バレル=132ドルに達するとの試算を明らかにした。

リポートによると、ホルムズ海峡封鎖に伴う湾岸諸国からの原油輸出停止で、世界の原油供給は20%近い減少に見舞われる恐れがある。73年の第4次中東戦争や90年の湾岸戦争当時の供給減は6%強にすぎず、途絶規模は過去の中東情勢悪化時より「3~5倍大きい」という。

その上で、封鎖が今後も続けば、原油の国際指標であるWTI先物相場は今年10~12月期に平均132ドルへ上昇。世界経済も圧迫され、10~12月期の世界の実質GDP(国内総生産)は前年同期比1.3%減と、マイナス成長に陥ると予想した。

2026年03月21日 05時59分

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