中東経済、イラン紛争で急減速=湾岸諸国の打撃深刻―世銀



【ワシントン時事】世界銀行は8日公表した中東・北アフリカ地域の経済見通しで、2026年の地域全体の経済成長率が1.8%と、前年(4.0%)から急減速すると予想した。1月時点の予測から2.4ポイントの大幅下方修正。2月末に始まった米イスラエルの対イラン軍事作戦と、イランの報復攻撃、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上閉鎖が、ペルシャ湾岸諸国などに深刻な影響をもたらす。

特に、湾岸諸国のカタールやクウェート、さらにイラクといった、ホルムズ海峡に自国産原油などの輸送を大きく依存する国が軒並み、前年比5~8%台の縮小と、著しいマイナス成長に陥ると見込んだ。湾岸諸国はホルムズ閉鎖のみならず、イランが報復の標的にした民生インフラや生産施設の被害により、経済が圧迫される。

〔写真説明〕2日、クウェート市内で建設中の高層タワー(AFP時事)

2026年04月09日 14時18分


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