
【ワシントン時事】ベセント米財務長官は19日、植田和男日銀総裁と会談したとX(旧ツイッター)で明らかにした。足元で円安基調が続く中、「為替相場の過度な変動は望ましくない」との認識を改めて示した。パリでの先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて会談した。
日本政府・日銀は「防衛ライン」とされる1ドル=160円台まで下落した急速な円安に歯止めをかけるため、4月下旬に円買い・ドル売り介入に踏み切った。今月に入ってからも実施したとみられるが、その後は再び円安が進み、159円台に達していた。
ベセント氏は「日本経済の基礎的条件は強固だ」と指摘。「植田氏が日本の金融政策を成功に導くと確信している」と強調した。会談では「強靱(きょうじん)な日本経済と市場の見通し」について議論したという。
〔写真説明〕会談する日銀の植田和男総裁(左)とベセント米財務長官(ベセント氏のXより・時事)
2026年05月19日 23時07分