
トランプ米大統領が2026年1~3月期に、3700件を超える証券取引を行っていたことが18日までに明らかになった。米ブルームバーグ通信などが報じた。半導体大手エヌビディアやIT大手アップルなど、政権と関わりのある米主要企業が取引対象に含まれている。
米政府倫理局は14日に証券取引に関する資料を開示。売買金額は幅を持って記載されており、正確に算出するのは困難だという。ロイター通信によると、総額は2億2000万ドル(約350億円)を超える。
日本関連では、回転ずしチェーンくら寿司の子会社で米国に上場しているくら寿司USAの株式を購入していた。
トランプ氏は、エヌビディアや航空機大手ボーイングなどの株式をそれぞれ少なくとも100万ドル(約1億5900万円)相当購入した。
トランプ氏は大統領として取引対象の企業トップと頻繁に接触している。人工知能(AI)開発で重要なエヌビディア製のチップは、海外向け販売に米政府の承認が必要となる。
野党民主党のウォーレン上院議員はX(旧ツイッター)で「トランプ大統領の汚職は国家安全保障上の大惨事だ」と痛烈に批判した。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領(左)と米半導体大手エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)=4月30日、ワシントンのホワイトハウス(AFP時事)
2026年05月18日 16時37分