
【ワシントン時事】米ホワイトハウスは17日、米中首脳会談の合意内容を公表した。中国は2026年から3年間、少なくとも年170億ドル(約2兆7000億円)の米農産物を輸入する。レアアース(希土類)を含めた重要鉱物の供給不足や輸出規制について、中国が米国側の懸念に対処するとしている。
米政府のファクトシートによると、機密性の低い物品の取引を促す「米中貿易委員会」と、投資円滑化の障壁となる課題について議論する「米中投資委員会」の新設で合意。中国は米ボーイング製航空機200機の購入も受け入れた。
トランプ米大統領と習近平中国国家主席は「公平性と互恵の原則に基づき、戦略的安定を伴う建設的な関係を築くべきとの認識を共有した」という。
中国による年170億ドルの米農産物輸入は、昨年秋の米中首脳会談で約束した大豆の購入に上積みされる。中国は米国産牛肉の受け入れを拡大するため、期限が切れていた400以上の牛肉加工施設の登録を更新。高病原性鳥インフルエンザの発生がないと確認された地域からの米国産鶏肉輸入を再開する。
【時事通信社】
〔写真説明〕習近平中国国家主席(右)とトランプ米大統領=15日、北京(AFP時事)
2026年05月18日 08時21分