
【シリコンバレー時事】トランプ米大統領は21日、人工知能(AI)の規制を強化し安全性を確保する大統領令への署名を延期したと明らかにした。米政府が最先端のAIモデルを公開前に審査することが柱だったが、トランプ氏は記者団に対し、大統領令の内容に「気に入らない部分がある」と述べた。
米メディアによれば、大統領令は開発企業に対し、高性能なAIモデルを公開の最大90日前に自主的に政府側と共有させ、政府が安全性などを審査する内容だった。ソフトウエアの弱点を発見する性能が極めて高い米AI新興アンソロピックのAIモデル「クロード・ミュトス」の登場で、AIのサイバー攻撃への悪用懸念が高まる中、対応が急務となっていた。
〔写真説明〕トランプ米大統領=19日、ワシントン(EPA時事)
2026年05月22日 21時17分