
厚生労働省は15日、2025年国民生活基礎調査結果を公表した。24年の1世帯当たりの平均所得は前年比7.3%増の575万2000円で、過去最高の伸びとなった。企業の賃上げが影響したとみている。一方、生活が「苦しい」と感じる世帯は55.4%。前年より3.5ポイント減ったものの、依然として高水準だった。
調査は毎年行われ、今回は3年に1度の大規模調査に当たる。25年6~7月に実施し、世帯構成に関する調査は18万7633世帯、所得については1万6921世帯から回答を得た。
世帯別の平均所得は、65歳以上の「高齢者世帯」が前年から21万3000円増え、336万1000円。「子どもがいる世帯」は、36万8000円増の857万3000円で、いずれも過去最高だった。
生活が「大変苦しい」と答えた世帯は23.2%、「やや苦しい」は32.2%で合計55.4%だった。母子世帯では82.1%、子どもがいる世帯も61.5%と、高い割合で「苦しい」と回答した。食料品価格の高騰が影響したとみられる。
〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区
2026年07月15日 18時07分