
【ワシントン、サンパウロ時事】トランプ米政権は15日、不公正な貿易慣行を是正するための通商法301条に基づき、ブラジルに対し25%の追加関税を課すと発表した。22日に発動する。政権高官は記者団に「われわれが求めているのは、ブラジルが問題を解決することだ」と強調した。
米国内で生産量が少ない品目や、関税措置で供給網が混乱する恐れがある製品は対象外で、ブラジル産のオレンジや牛肉、コーヒー、航空機部品などには適用しない。米高官は、ブラジルが報復措置を取った場合、追加の対応を辞さない考えを示した。
ブラジルのルラ大統領は16日、「(米国による)一方的な措置には正当な理由がない」と反発、対抗措置を示唆した。
〔写真説明〕トランプ米大統領=14日、ワシントン(EPA時事)
2026年07月16日 18時07分