
【北京時事】米ブルームバーグ通信は16日、来週24日に見込まれる米中首脳会談に合わせた習近平中国国家主席の訪米に、中国電気自動車(EV)最大手・比亜迪(BYD)の王伝福会長が同行する可能性があると報じた。企業代表団の候補はハイテク、農業などの分野を含め十数社に上り、米国産品の購入拡大や対米投資を打ち出す狙いがあるとみられる。
トランプ米大統領は11日、米FOXニュースのインタビューで「中国が米国に進出し、ここで自動車生産工場を開きたいと言うなら、私は構わない」と語った。BYDはすでに西部カリフォルニア州で電気バスの生産工場を運営している。同行すれば、現地生産拡大への足掛かりとなる。
中国共産党序列5位の蔡奇政治局常務委員らが同行企業のリストを精査中で、流動的な側面もある。米国は中国製EVに100%超の関税を課し、中国メーカーの乗用車を事実上排除している。米国防総省はBYDを「中国軍事企業」に指定しており、米市場参入には国内の反対も根強い。
〔写真説明〕中国・比亜迪(BYD)の王伝福会長=2023年9月、ドイツ・ミュンヘン(AFP時事)
2026年09月17日 10時02分