
映画上映システム「IMAX(アイマックス)」を世界各国で展開するIMAXコーポレーション(カナダ)のリチャード・ゲルフォンド最高経営責任者(CEO)が2日までにインタビューに応じ、日本事業をさらに拡大する方針を明らかにした。国内では現在、大都市を中心に60強のIMAX劇場があるが、近い将来に「150カ所まで増やすのが目標だ」と述べ、現状の約2.3倍に増やす意向を表明した。
IMAXは、観客が高い臨場感を楽しめるよう、大型スクリーンと高い画質、立体音響などを組み合わせた上映システム。通常版の上映に比べて追加料金が必要な場合もあるが、同氏は「まるで映画の世界に入ったような体験ができる」と強調。スポーツ観戦など映画以外の活用も進めることで、今後さらなる集客が見込めると説明した。
また、世界の多くの国・地域では米ハリウッド作品が興行成績の上位を占めることが多い一方で、日本では「邦画がハリウッド作品に匹敵する人気を獲得している」と分析。専用カメラで撮影し、邦画として初めてIMAX認証を受けた「ゴジラ―0.0(マイナスゼロ)」(3日公開)を皮切りに、IMAXシステムの利点を最大限に楽しめる邦画をさらに増やしていく考えを示した。
〔写真説明〕インタビューに答えるIMAXコーポレーションのリチャード・ゲルフォンド最高経営責任者(CEO)=10月26日、東京都千代田区
2026年11月02日 16時59分