
【ワシントン時事】米ABCニュースは16日、トランプ大統領の演説原稿を映すプロンプターの担当者が演説に関する内部情報を利用し、「予測市場」と呼ばれる賭けサイトで不正に利益を得ていたと報じた。インサイダー取引を行った疑いで、商品先物取引委員会(CFTC)が調査しているという。
報道によると、この担当者はガブリエル・ペレス氏。トランプ氏が2月に行った一般教書演説などについて、演説内容を事前予想する賭けを十数回行って10万ドル超(約1600万円)の利益を得た。ペレス氏が利用した予測市場「カルシ」は不正が疑われる取引だとして、CFTCに通報するとともに同氏の口座を凍結した。
レビット大統領報道官は16日の記者会見で「トランプ氏はこの件を承知しており、当該者は無給の職務停止となっている」と説明。今後、ホワイトハウスで勤務することはないと強調した。
〔写真説明〕米連邦議会で一般教書演説を行うトランプ大統領=2月24日、ワシントン(EPA時事)
2026年07月17日 18時20分