トランプ氏、中国がデータ不正取得と主張=20年大統領選巡り、国民向け演説で



【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、国民に向けた演説を行った。2020年大統領選などを巡り、中国が2億2000万件の米有権者データを不正に取得したと一方的に主張。データ流出に関する情報が隠蔽(いんぺい)されていたとして、「連邦捜査局(FBI)や中央情報局(CIA)などに経緯を調査するよう指示する」と強調した。

トランプ氏はこれまで、20年大統領選の敗因は不正によるものだと繰り返し主張。だが、米政府が21年に公表した報告書では、中国による介入はなく、外国勢力が選挙結果に影響を及ぼした証拠はないと結論付けた。

テレビ各社は従来、大統領の国民向け演説を重視して生中継してきたが、今回はABCテレビなどが地上波で中継を見送る異例の対応を取った。これに対し、トランプ氏は演説で、中継を拒んだテレビ局の放送免許は取り消されるべきだと不満をあらわにした。

中国外務省の林剣副報道局長は17日の記者会見で、「中国は大統領選に干渉したことはない」と反論。「根拠のない中傷をやめるよう求める」と述べた。

〔写真説明〕トランプ米大統領=14日、ワシントン(EPA時事)

2026年07月17日 19時40分


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