ロシア独立系紙が活動停止=当局弾圧で「殺された」―前編集長がノーベル平和賞



ロシアでウクライナ侵攻に批判的立場を取る独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」が30日、「われわれは殺された」と題した声明を出し、活動停止を発表した。同紙の編集長だったドミトリー・ムラトフ氏は2021年、ノーベル平和賞を受賞している。

声明などによると、同紙は11月9日に活動を停止する。「ロシアの当局と情報機関が編集部を活動停止に追い込んだ」と理由を説明。モスクワにある編集部の立ち退きを求める書面が届いた上、読者からの寄付を受け取るシステムも停止され、「資金を完全に奪われた」という。

同紙は1993年創刊。プーチン政権や南部チェチェン共和国の独裁体制に厳しい報道姿勢を貫いてきた。一方、2006年にはアンナ・ポリトコフスカヤ記者が射殺されるなど、これまでに6人が命を奪われた。

〔写真説明〕ロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」の編集長を務めたドミトリー・ムラトフ氏=6日、モスクワ(AFP時事)

2026年11月02日 18時03分


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