
ロシア占領下で孤立していたウクライナ南部ヘルソン州オレシュキで1日夜(日本時間2日早朝)、人道支援を目的とした局地的な停戦が終了した。ロシア、ウクライナ双方が認めた。停戦は10月27日から6日間続いた。両国はこれより先、住民避難と支援物資の搬入が成功裏に終わったと発表していた。
ロシアのラントラトワ連邦人権問題全権代表は停戦終了後、「双方がすべての義務を順守した」と通信アプリに投稿。ウクライナ側と人道支援の継続について協議していると明らかにした。ただ、ロシア外務省高官は10月31日、地元当局の情報として、ウクライナ軍が停戦に違反し、無人機攻撃で住民2人が負傷したと主張した。
また、ラントラトワ氏は停戦中の10月30日、オレシュキに向かう道路の地雷除去作業中にロシア兵ら2人が死亡したと明らかにしていた。ロシア国防省によれば、「ウクライナの無人機が設置した爆発物」が処理中に爆発したという。
オレシュキはドニプロ川を挟んで州都ヘルソンの対岸に位置する最前線の町。地雷などの影響で避難が難しく、残された約2000人が食料品や医療物資の不足に直面していた。
【時事通信社】
〔写真説明〕10月31日、ウクライナ南部ヘルソン州オレシュキから避難し、同国内に到着した住民(EPA時事)
2026年11月02日 16時59分