駐機地域で昼食販売=千葉県成田市〔地域〕



成田空港(千葉県成田市)のランプエリア(駐機地域)で3日、キッチンカーによる昼食の販売と栄養ドリンクの配布が行われた。航空機の誘導といったグランドハンドリング(地上支援業務)を担う従業員の熱中症対策と食事環境の改善が狙いで、空港を運営する成田国際空港会社の担当者は「ES(従業員満足)向上策の一環」と話している。

ランプエリアは保安警備の強化などもあり、限られた休憩時間にランプ外の店舗へ行き来することが難しい。そこで、空港会社は2023年ごろから、飲食物を販売する無人コンビニやエアコン付きトレーラーハウスを整備するなど就労環境の向上を図っている。

空港会社によると、この日のランプエリアは気温40度を超えたとみられ、休憩に入った従業員が続々とキッチンカーを訪れた。今後も定期的な実施を目指すという。

2025年07月03日 15時04分

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