9日午後10時15分ごろ、東京都大田区大森西の京浜急行電鉄大森町駅で、男性が下りホームから線路に飛び込み、通過中の三崎口行き快特電車(8両編成)と衝突した。男性は先頭車両のフロントガラスを突き破り、運転席にいた30代の男性運転士と接触。乗客を含む計6人が搬送された。
警視庁大森署や東京消防庁によると、男性は20代とみられ、自ら飛び込んだという。意識はあり、搬送先で多発外傷と診断された。男性運転士は腰の痛みなどを訴え、先頭車両にいたとみられる乗客の20~60代の男女4人もガラス片で顔や体に切り傷を負った。
京急によると、品川―京急川崎間の上下線で約2時間にわたり運転を見合わせ、約2万5000人に影響が出た。
2025年07月10日 09時24分
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