吸い殻の状態、元警官ら証言=現場で押収のたばこ―王将社長射殺公判・京都地裁



「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が2013年に射殺された事件で、殺人などの罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄被告(59)の公判が9日、京都地裁(西川篤志裁判長)であった。京都府警の元警察官ら6人が検察側証人として出廷し、事件現場で押収されたたばこの吸い殻の状態について証言した。

検察側は、押収された吸い殻2本から検出されたDNA型が田中被告と完全に一致したと主張している。

吸い殻の第1発見者として出廷した府警の元警察官は「たばこの白いフィルター部分が汚れていなかった。長時間たった様子はなく、新しいと思った」と説明。特徴から2本とも同一人物が吸ったとみられるとし、「踏みつけたりこすりつけたりではなく、水で(火を)消したような印象を持った」と述べた。

実況見分に立ち会った当時の同社従業員は、「普段は吸い殻がない場所なので違和感があった」と証言した。

起訴状などによると、田中被告は13年12月19日早朝、京都市山科区の同社本社前で、大東さんの胸や腹を拳銃で撃って殺害したとされる。

〔写真説明〕京都地裁=京都市中京区

2026年01月09日 18時56分


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