
東京都港区で発生した車両6台が絡む事故で、信号を無視して交差点に進入した内閣府の公用車が時速約130キロで他の車に衝突していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。公用車にはブレーキ故障などの異常がなかったことも判明。運転していた男性(69)は重傷で、警視庁交通捜査課は回復を待って詳しい事情を聴く方針。
同課は同日、江東区にある都の施設で事故車両の検証を実施。公用車の車両に記録された車速やブレーキ操作情報などを確認した。
捜査関係者によると、公用車は首相官邸を出発し、約30秒後に衝突事故を起こしていたが、交差点進入時は時速約120キロを超えており、衝突時は時速約130キロだった。
公用車側の信号は衝突の68秒前から赤だった。公用車は官邸出発直後にいったん停止して以降、ブレーキが一度も踏まれていなかったという。
〔写真説明〕東京都港区で発生した車両6台が絡む事故=22日
2026年01月29日 17時46分