
28日午後の横浜市。共に新党を結成した公明党の西田実仁幹事長と街頭に立つと「感慨深いですね。きのうの敵がきょうの友だ」と笑顔を見せた。その上で自維連立政権に触れ「アクセルが二つになり、どんどん右に傾いてしまう。歯止めをかけるため中道が頑張らないといけない」と訴えた。
結党大会は公示直前の22日。代表を務めた立憲民主党と公明の党勢が共に低迷する中、高市早苗首相(自民党総裁)の電撃解散を受けて思惑が一致した。課題は党名の浸透。「あまり評判が良くない」と語りながら「比例代表は中道」と呼び掛け、シンボルカラーの青いネクタイを締める。
党内にはあつれきの芽もある。合流を優先するため、集団的自衛権や原発再稼働といった基幹政策で公明に譲歩。公明出身の候補は全員が比例名簿の上位に登載されたため、立民出身の若手は「復活当選は厳しい。不満はある」と漏らした。
2012年に首相として衆院解散に踏み切ったが、歴史的大敗を喫して「戦犯」と呼ばれた。今回、敗れれば「重たい政治判断をしたい」と明言し、政治生命を懸ける。
【時事通信社】
〔写真説明〕雪が積もった演説会場で手を振る中道改革連合の野田佳彦共同代表=27日午前、青森県弘前市
2026年01月29日 20時33分