コメの民間輸入、前年の95倍に=昨年、国産高騰で急増―財務省



財務省が29日公表した貿易統計によると、高関税を課している民間のコメ輸入量は2025年、前年比約95倍の9万6834トンとなった。国産米の高騰で、関税を払っても割安感のある外国産米の引き合いが強まり、24年の1015トンを大幅に上回った。

外国産米について、政府はミニマムアクセス(最低輸入量)枠として年間約77万トンを無関税で輸入している。安価な外国産米の流入で国産米市場が脅かされるのを防ぐため、主食用はこのうち最大10万トンに制限、25年度分は11月までに全量が落札された。

一方、枠外輸入には1キロ当たり341円の関税を課しているが、昨年は国産米価格が歴史的水準に高止まり。民間輸入は、特に作柄が不透明だった夏ごろに急拡大し、6月は2万979トン、7月は2万6397トンに達した。収穫が本格化した9月以降は大幅に減少したが、国産米離れも懸念されている。

【時事通信社】 〔写真説明〕財務省=東京都千代田区

2026年01月29日 13時01分


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