山手線パンタグラフ、AIで監視=輸送障害、ドローンも活用―JR東



JR東日本は10日、山手線を走行する車両のパンタグラフを人工知能(AI)で解析し、故障車両を早期に見つけるシステムの試行を4月から開始すると発表した。9月からは架線などの点検にドローンを活用する方針で、輸送障害が起きた際、運転再開までにかかる時間を3割程度短縮することを目指す。

同社によると、山手線の新橋、恵比寿、目白、鶯谷の4駅付近に、パンタグラフを監視するカメラを設置。画像をリアルタイムでAIで解析し、損傷が見つかれば指令室などに連絡する。その後、ドックからドローンを飛ばし、架線などの鉄道設備を点検。早期の復旧作業につなげる。

従来は人が担っていた作業をAIやドローンに置き換えることで、故障車両の特定や、設備点検にかかる時間を短縮できる見通し。損傷箇所の検知にAIを活用するのは初めてで、将来は中央線の東京―新宿間や新幹線への導入を検討するという。

〔写真説明〕輸送障害時の鉄道設備点検で、JR東日本が活用するドローン(同社提供)

2026年03月10日 18時44分


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