
京都府南丹市の山林で、市立園部小の安達結希さん=当時(11)=の遺体が遺棄された事件で、府警は6日、殺人容疑で、父親の会社員、安達優季容疑者(37)=死体遺棄容疑で逮捕=を再逮捕した。「私は両手で結希の首を絞めて殺しました」と容疑を認めている。
再逮捕容疑は3月23日朝ごろ、自宅から約2キロ離れた市内の公衆トイレで結希さんの首を絞め付けるなどして殺害した疑い。
捜査関係者によると、優季容疑者は逮捕前の任意聴取で「言い合いになり、言動に腹を立てて衝動的に首を絞めた」という趣旨の話をしたという。
府警によると、優季容疑者は結希さんと養子縁組しており、戸籍上「養父」に当たる。府警は2人の間にトラブルがあったとみて経緯を調べる。
結希さんは3月23日朝、自宅で朝食を取っているのを母親が見掛けたのを最後に、行方が分からなくなった。4月13日、自宅から北東に約8キロの山林で遺体で見つかった。司法解剖の結果、死因は不詳だったが、その後詳しく調べると、窒息の疑いがあることが分かったという。
府警は同16日、優季容疑者を死体遺棄容疑で逮捕。同容疑者は車に遺体を乗せ、山林に遺棄する前に(1)自宅近くの山付近(2)結希さんのランリュックが見つかった山付近(3)履いていたとみられる靴が見つかった山付近―の順に、一時的に遺棄していたという。京都地検は同容疑について処分保留とした。
行方不明当初、優季容疑者は「学校近くで車から降ろした後、行方が分からなくなった」と説明していたが、学校の防犯カメラに結希さんの姿は映っていなかった。府警によると、同容疑者は学校近くまで行ったものの結希さんを降ろさず、殺害現場とされる公衆トイレに向かったという。府警はトイレを現場検証し、捜査を進めていた。
〔写真説明〕安達結希さんが殺害されたとみられる公衆トイレ=4月28日、京都府南丹市
2026年05月06日 18時58分