
高齢男性が死亡していた現場から現金1011万円を持ち去ったとして、占有離脱物横領罪に問われた元大阪府警警部補、後藤伸被告(52)=懲戒免職=の判決が22日、大阪地裁であった。水落桃子裁判官は「非難の程度は相当高い」と述べ、拘禁刑8月(求刑拘禁刑1年)を言い渡した。
水落裁判官は、「借金が妻にばれれば離婚になる状況で、これがあれば多額の借金を返せると思った」とする被告の説明に言及し、「動機や経緯について有利に考慮できる点はない」と指摘。「遺体がある故人方に職務として立ち入り、故人に家族がいることも知った上で多額の現金を持ち去った」と批判した。
〔写真説明〕大阪地裁=大阪市北区
2026年06月22日 16時44分