
自民党派閥裏金事件で政治資金規正法違反罪に問われ、罰金60万円の有罪とされた元参院議員大野泰正被告(67)が23日、判決後に東京都内で記者会見した。冒頭で「国民に政治不信を招き、心よりおわびする」と謝罪した。
大野被告は上下黒のスーツに身を包み、集まった報道陣に頭を下げた。起訴された5年分のうち4年分を無罪とされたことについて、「大半の部分をご理解いただき感謝申し上げる。一部は真実をご理解いただけず、遺憾だ」と述べた。
その上で「日本を次の世代により良い国として渡せるよう精進していく」と強調。報道陣との質疑はなく、わずか3分ほどで会見場を後にした。
同席した主任弁護人の趙誠峰弁護士は、収支報告書の作成義務を負うのは会計責任者だとした上で、「大野さんが共謀した証拠はなく、もともと無理のある起訴だった」と検察側を批判。控訴については「検討中」とした。
〔写真説明〕自民党派閥裏金事件の判決を受け、記者会見で謝罪する大野泰正被告=23日午後、東京都千代田区
2026年06月23日 16時47分