「立っていられない揺れ」「恐怖感じた」=建物被害、臨時休校も―青森地震



震度6強の揺れを観測した青森県階上町などでは、25日朝から施設や店舗が対応に追われた。県内では負傷者に加えて建物への被害も確認された。昨年12月に震度6強、今年4月に震度5強の地震に見舞われており、県民からは不安を訴える声が聞かれた。

同町の複合施設「ハートフルプラザ・はしかみ」では大ホールの天井の一部が破損し、図書室の本が散乱した。けが人はいなかったが、施設内にいた団体職員森一晃さん(55)によると「揺れは始めから大きく、1分ほど続き、立っていられなかった」。避難途中に目の前で書庫が倒れたといい、「下敷きになりそうでかなり怖かった」と振り返った。

コンビニエンスストアでは棚から菓子やカップ麺などの商品が落ち、焼酎の瓶が割れた。町役場でも一部の棚が倒れ、机上の書類が散乱するなどしたという。

震度6弱を観測した同県八戸市の「フットサルアリーナ八戸」では、フットサル場の外壁が約3メートル四方にわたり剥がれ落ちた。運営会社従業員の野辺地航平さん(30)は「昨年12月の地震でも外壁が崩れ、直したばかり。子どもたちも利用する施設なので、地震が立て続けにあって不安だ」と話した。

同市などでは公立の小中学校全校が臨時休校となった。市立小の1校では、図書室の本が棚から落ちるなどし、登校した児童らは全員が保護者とともに帰宅した。教頭は「迅速に対応できた。校内の被害を確認し、余震にも注意したい」と述べた。

〔写真説明〕地震で棚から落ちた商品が散乱するコンビニエンスストアの店内=25日午前、青森県階上町(店提供) 〔写真説明〕地震で本が散乱した複合施設の図書室=25日午前、青森県階上町(同町社会福祉協議会提供) 〔写真説明〕地震で天井の一部が破損し落下した複合施設の大ホール=25日午前、青森県階上町(同町社会福祉協議会提供) 〔写真説明〕地震でホールの天井が崩れたフットサル場=25日午前、青森県八戸市(ヴァンラーレ八戸提供)

2026年06月25日 15時58分


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