25年度の脱税告発83.9億円=告発率3年連続減―国税庁



全国の国税局が強制調査(査察)し、2025年度に刑事告発した脱税事件の総額が、前年度比約1億6000万円増の約83億9000万円に上ったことが25日、国税庁のまとめで分かった。

国税庁によると、調査に着手した件数は131件(前年度比20件減)。告発に至らなかった分も含めた処理件数は127件(同23件減)で、このうち告発件数は82件(同16件減)だった。処理件数に占める告発率は64.6%(同0.7ポイント減)と、3年連続の減少で、過去10年で最も低かった。

脱税による不正資金4億円以上を自宅のスーツケースなどに隠していたり、約3000万円をオンラインゲームに課金したりしたケースがあった。

脱税事件で25年度中に一審判決が出た80件全てで有罪が言い渡され、6人が実刑となった。

〔写真説明〕大阪国税局の強制調査(査察)で自宅のスーツケースなどから見つかった現金約4億2000万円(国税庁提供)

2026年06月25日 16時03分


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