貸会議室大手ティーケーピー(TKP、東京)の未公開情報を基にインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は29日、金融商品取引法違反容疑で、同社総務部元社員の女性(36)と夫(44)を東京地検特捜部に告発した。関係者によると、2人は容疑を認めているという。特捜部は近く2人の刑事処分を判断するとみられる。
告発状によると、元社員は2024年、職務を通じ、TKPによる結婚式場大手「ノバレーゼ」(現オンザページ、東京)との資本業務提携や賃貸仲介大手「APAMAN」(アパマン、東京)を巡る未公開情報を入手。公表前の同年5~8月、夫名義で2社株式計約36万7100株を計約1億4700万円で買い付けた疑いが持たれている。
TKPは「関係当局の捜査に全面的に協力する」などとするコメントを発表した。
監視委が今年2月、金商法違反容疑で関係先を強制調査していた。
2026年06月29日 20時05分
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