
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午前4時23分、鹿児島県・種子島宇宙センターから、測位衛星「みちびき」7号機をH3ロケット9号機で打ち上げた。みちびき7号機は約30分後、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
昨年12月の失敗後、H3が実用衛星を載せるのは初めて。9機中7機成功となった。
打ち上げ後の記者会見でJAXAの有田誠H3プロジェクトマネジャーは「二度と失敗しない決意の下、改良を行い、より信頼性を高めた打ち上げに臨めた。その結果として良い結果が付いてきた」と述べた。
みちびきは米国のGPS(全地球測位システム)を補完し、最高で数センチ単位の精密測位ができる日本版GPS衛星。2010年に初号機が打ち上げられた。
政府は他国の測位衛星による補完を必要とせず、みちびきのみで常時測位が可能な7基体制を実現する計画で、将来的には11基体制を目指す。しかし、昨年12月のH3失敗で、みちびき5号機が失われたため、当面は今回の7号機を加えた6基での運用となる。
〔写真説明〕打ち上げられ、上昇するH3ロケット9号機=11日午前、鹿児島県の種子島宇宙センター(JAXA提供)
〔写真説明〕打ち上げられるH3ロケット9号機=11日午前、鹿児島県の種子島宇宙センター(JAXA提供)
2026年08月11日 16時19分