
静岡県伊東市の前市長、田久保真紀被告(56)の学歴詐称を巡り、押収拒絶権を理由に「卒業証書」とされた文書を弁護士事務所で保管し続けたのは証拠隠滅罪に当たるとして、市民グループが19日、前市長の刑事弁護人に対する告発状を東京地検に提出した。
告発されたのは、東京弁護士会所属の福島正洋弁護士。告発状によると、卒業証書とされた文書について、前市長側は医師や弁護士に認められた押収拒絶権を行使し、県警への任意提出を拒否。2月に県警が前市長宅を家宅捜索した際も、都内の弁護士事務所の金庫に保管し続けた。
都内で記者会見した市民グループの関川永子さん(58)は「説明責任を回避するアドバイスをし、市民の知る権利を奪った」と批判。弁護士会に同日付で懲戒請求したことも明らかにした。
前市長は3月、東洋大の卒業証書を偽造したとして、有印私文書偽造・同行使などの罪で在宅起訴された。
〔写真説明〕静岡県伊東市の田久保真紀前市長
2026年08月19日 16時16分