大相撲の夏巡業は30日、千葉県旭市で行われ、横綱豊昇龍が朝稽古で関脇若隆景と11番取った。23日に新潟市であった巡業で痛めた左肩には多くのテーピングを施す中、鋭い当たりから一気に前へ出る相撲も見せ、「いい稽古ができた。十分」。体の状態については「大丈夫」と感触を語った。
指名した若隆景は、秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)で大関昇進に挑む。「実力はあるから、上がってくれればいいと思う」と話す一方、「壁にならなくちゃいけない」。途中休場した7月の名古屋場所からの巻き返しを期した。
横綱大の里は、稽古では相撲を取らなかった。
【時事通信社】
2025年08月30日 17時05分
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