広陵、新体制で公式戦=秋季大会予選でコールド勝ち―高校野球



今夏の全国高校野球選手権大会で、部員間の暴行事案を理由に2回戦を前に出場を辞退した広陵(広島)が30日、広島市の同校グラウンドで秋季広島県大会の北部地区予選に臨んだ。

油木に23―0で五回コールド勝ち。中井哲之前監督の後任として、新チームを率いる松本健吾監督は「誰からも応援してもらえるような野球部を目指していこうと、(選手に)常々言っている。一戦一戦、一生懸命やっていきたい」と話した。

暴行事案を巡っては、出場を辞退した後もSNSなどで波紋が広がった。来春の選抜大会の出場選考に関わる秋季大会には、部員への調査で暴力やいじめなどがないことを確認した上で出場を決めていた。

1月の暴行事案で広陵は既に日本高校野球連盟から厳重注意処分を受けたが、改めて第三者委員会を立ち上げて調査を進める。

【時事通信社】 〔写真説明〕試合を終え、ベンチ前に整列する広陵の松本健吾監督(左)=30日、広島市

2025年08月30日 20時21分


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