
【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(31)が25日、オンラインで取材に応じ、24日に出場を表明した第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC、来年3月)について「ずっと出たいと思っていた。(代表に)選ばれること自体が光栄なことで、楽しみにしたい」との思いを語った。
2023年大会は日本の優勝に貢献して最優秀選手(MVP)に輝いた。「前回初めて出場して素晴らしい大会だったし、前回以上に来年も素晴らしくなるんじゃないかと思う」と述べた。
球団から出場の許可を得て、参加を表明した。打者だけでなく、前回大会のようにマウンドに上がるかが注目されるが、現時点では「起用法については分からない」。投打の二刀流で出場するかは決まっていない。大会期間中は大リーグ開幕に向けた調整も必要なだけに、「投げる、投げないにかかわらず、何通りかプランは持っておくべきだ」と話した。
大リーグでは今季、投打の二刀流でプレーして3年連続4度目のMVP。2季ぶりの復帰となった投手では、球数を制限しながら14試合で1勝1敗、防御率2.87の成績だった。
「ポストシーズンを通しても、これでリハビリが終わったという感覚。手術前の感覚に近いかと言われたら、まだなんじゃないかなと思う。それ以上のパフォーマンスが出せる準備をキャンプ、WBC期間中にやっていければいい」と、来季の完全復活を誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕オンラインで取材に応じるドジャースの大谷=25日、ロサンゼルス
2025年11月26日 18時04分