日本、初の第2ポットも油断禁物=来月5日のサッカーW杯抽選



【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)は25日、米ワシントンで来月5日に行われる2026年ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選の詳細を発表し、最新のFIFAランキングなどによって決まるポット(グループ)分けで日本は初めて第2ポットに入った。1次リーグでランキングの近いチームが同組になることを避けるための仕組みで、日本は18年ロシア大会で第4ポット、22年カタール大会は第3ポットだった。

ポットが上になるほどFIFAランク上位勢と同組になる確率が下がる。日本と同じ第2ポットには前回大会の決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗れたクロアチアの他、前回アフリカ勢初の4強入りを遂げるなど成長著しいモロッコ、手ごわい南米勢のコロンビア、ウルグアイなどが名を連ね、日本とは別の組になることが決まった。

とはいえ、油断はできない。FWハーランド(マンチェスター・シティー)を擁し、イタリアを退けて欧州予選を突破したノルウェーが第3ポットにいるのは不気味。FIFAランク12位ながら来年3月のプレーオフに回るイタリアは突破すると第4ポットとして抽選された組に入るため、強豪ひしめく「死の組」ができる可能性がある。チーム分析の準備を考えると、第4ポットはプレーオフ勢を避けたいのも本音だろう。

【時事通信社】

2025年11月26日 19時43分

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