桐生、来季は日本新を=世界室内にも意欲―陸上短距離



陸上男子100メートルで世界選手権東京大会代表の桐生祥秀(日本生命)が27日、埼玉県嵐山町で地元の中学生に講演後、取材に応じた。「(今年)もう一度9秒台が出たので、来季は日本記録に挑戦したい」と語り、100メートルで山縣亮太(セイコー)が持つ9秒95の日本記録更新を目標に掲げた。

来年3月の世界室内選手権(ポーランド)60メートル出場にも意欲を示した。6秒52の日本記録より速い「6秒4台」を見据え、「メダルを取りたい」と気合十分。来年1月から欧州の室内大会を転戦する計画も披露した。

講演では目標を多く持つこと、挑戦することの大切さを説いた。来月で30歳を迎えるが、「年齢は全く気にしない。4度目の五輪出場となる2028年ロサンゼルス大会を目指す」と貪欲に話した。

【時事通信社】 〔写真説明〕講演後に記念撮影に応じる陸上男子の桐生祥秀(前列右から2人目)=27日、埼玉県嵐山町

2025年11月27日 15時26分


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