
プロボクシングのトリプル世界戦(東京・両国国技館)の前日計量が16日、東京都内で行われ、王座統一戦で対戦する世界ボクシング協会(WBA)バンタム級チャンピオンの堤聖也(角海老宝石)、WBA同級暫定王者のノニト・ドネア(フィリピン)ら出場選手は1回でパスした。
堤は、世界5階級制覇の実績を持つドネアの174センチのリーチを観察。自身より約10センチ長い43歳のベテランについて、「面倒くさいことは想定している」と冷静に語った。
2団体王座統一戦を控えるWBAライトフライ級王者の高見亨介(帝拳)は「いい内容で倒したい」と気合十分。世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチに挑む桑原拓(大橋)は計量前に交通渋滞に巻き込まれるトラブルがあり、「(測定した)血圧は過去最高」と報道陣を笑わせ、リラックスした様子だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕前日計量をパスした世界ボクシング協会(WBA)バンタム級チャンピオンの堤聖也(左)とWBA同級暫定王者のドネア=16日、東京都内
〔写真説明〕前日計量をパスした世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の高見亨介(左)と世界ボクシング機構(WBO)同級王者のサンティアゴ=16日、東京都内
〔写真説明〕世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチの前日計量をパスした挑戦者の桑原拓(右)と王者のオラスクアガ=16日、東京都内
2025年12月16日 19時16分