元大関、向上心尽きず=朝乃山、復活へ着々と―大相撲初場所



復活に向けて着々と歩みを進めている姿をファンに印象付けた。元大関の朝乃山は、阿炎の武器の突き押しを物ともせずに土をつけ、館内を沸かす。「足運びは悪くない」と好調を実感する表情にも、自信が満ちあふれている。

もろ手からの攻めをあてがい、いなしにも泳がない。突き返して圧力をかけ、頭が下がった相手を引き落とした。「(阿炎の)バランスが崩れた」と勝負どころを冷静に見極めた。

左膝の大けがを乗り越え、1年半ぶりに幕内へ返り咲いた。負傷後は、柔軟性を高めるためにピラティスを取り入れた。一般の客と同じ空間で行っており、「僕一人が汗だくになる。恥ずかしい」。自虐的に笑いながらも、新たな試みはしっかりと好結果につながっている。

目標は三役復帰。優勝経験がある阿炎とも、「幕内下位ではなく、上位でやりたい」と向上心は尽きない。2敗で8日目を迎える状況には「目の前の一番に集中していく」と気合十分。かつての看板力士の存在感が高まってきた。

【時事通信社】 〔写真説明〕朝乃山(奥)は引き落としで阿炎を破る=17日、東京・両国国技館

2026年01月17日 20時48分


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