槙野新監督、厳しい船出=初陣完敗、表情険しく―J2藤枝



持ち前の明るいキャラクターでチームを引っ張ることができるか。今季からJ2藤枝で初めて指揮を執る元日本代表DFの槙野智章監督(38)。初陣となった8日の明治安田J2・J3百年構想リーグ開幕節は、ホームでJ3岐阜を相手に0―2の完敗。厳しい船出となり、「(開幕まで)やってきたことができなかった」と険しい表情で語った。

現役時代は広島や浦和で活躍。闘志むき出しのプレーだけでなく、パフォーマンスでファンを魅了した。引退後はサッカー以外のテレビ番組にも出演。岐阜戦はピッチサイドで声を張り上げながら、ジェスチャーを交えて選手に指示を飛ばす姿が目立った。

しかし、試合は思い通りにいかなかった。前半は主導権を握りながらも決定機を逃し、PKで失点。後半はペースをつかめず、試合終盤に追加点を奪われた。磨いてきた攻撃力を発揮できなかった。

対戦した岐阜の石丸清隆監督からは「(藤枝は)カウンターに対する対策ができていない」と手痛い指摘も。槙野監督は「前半と後半で全く違うチームになってしまった。取られるべくして失点し、怖さを与える攻撃ができなかった」と悔しがった。

課題の修正は簡単ではないが、「収穫も多かった」と繰り返し強調し、「次の試合で確実に変わった姿を見せなきゃいけない」と切り替えた。試合後の記者会見は、イメージと違って少し硬い雰囲気だった。サポーターに勝利を届ければ、自身も笑顔になれるはずだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕岐阜戦で選手を鼓舞する藤枝の槙野智章監督=8日、静岡・藤枝総合運動公園サッカー場 〔写真説明〕岐阜戦で選手に指示を送る藤枝の槙野智章監督(左)=8日、静岡・藤枝総合運動公園サッカー場

2026年02月12日 14時36分


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