
「横一線」。広島の新井監督は開幕ローテーション争いについて、投手陣にこう伝えた。昨季はチーム防御率、失点ともリーグワースト2位で、2桁勝利の投手はいなかった。競争を促すことで先発陣の立て直しを図っている。
各投手は例年より早く調整。7日にシート打撃、10、11日には紅白戦を実施した。34歳で投手陣最年長の大瀬良は5日、森下、床田らと並んでブルペン入り。「それぞれ課題を持って取り組んでいる。刺激を受けながら投げていた」
昨季の開幕投手、森下は防御率2.48をマークしたが、6勝14敗。「ふがいない投球をして、結果を残せていないのは事実」と受け止め、競争を「いいモチベーションになっている」と歓迎する。
抑えから転向した栗林や、新外国人ターノックらが先発争いに加わる。昨季チームトップの9勝を挙げた床田は「僕がルーキーの時は(枠が)1個しか空いていなかった。今年は6個も空いている」と現状をプラスに捉える。
捕手出身の藤井ヘッドコーチは「右、左(投げ)、対戦相手との相性も気になる」と話し、シーズン中の柔軟な入れ替えもいとわない考え。腰の張りで出遅れた栗林は「(自分は)一番後ろ。距離を詰めるためにアピールしていかないといけない」。先発陣の激戦がチームを押し上げられるか。
【時事通信社】
〔写真説明〕ブルペンで投球練習する広島の大瀬良=10日、宮崎県日南市
〔写真説明〕紅白戦で力投する広島の森下=10日、宮崎県日南市
2026年02月14日 07時49分