
強みの長打力を存分にアピールした。阪神の中川が豪快なソロを放ち、空いている左翼の定位置奪取へ前進。それでも、「これをシーズンで打てるようにしたい」と喜びは控えめだった。
四回、フルカウントから甘く入ったカットボールを強振すると、高い弾道を描いた打球が左翼席へ。「振り上げて、ボールの上っ面をたたいてしまう」という悪癖を直すため、試合前練習で先輩の大山に助言を求めた。そこで教わった左手の使い方を実践できたという。
登録は捕手だが、打力を生かす目的で昨季から外野で出場している。オープン戦では森下と佐藤がWBCで不在の中、4試合連続で3番起用。いずれの試合でも安打を放ち、首脳陣の期待に応えている。
左翼は前川や高寺に加え、新人の立石ら候補が多い。「もちろん開幕で試合に出たい。その中で結果も出したい」と中川。高卒5年目での飛躍を期すシーズン。静かに闘志を燃やしている。
【時事通信社】
〔写真説明〕4回、先制のソロ本塁打を放つ阪神の中川=10日、甲子園
〔写真説明〕4回、先制のソロ本塁打を放ち、チームメートに迎えられる阪神の中川=10日、甲子園
2026年03月10日 17時30分