
3点を追う九回。最後は大谷が凡退し、日本の連覇への道が断たれた。得意とする真ん中付近の速球を打ち損ね、「打てる球だったが、フライになってしまった。仕留め切れなかった。本当に悔しいの一言」。落胆は隠せなかった。
1点を先制された直後の一回裏、右中間へ一直線に伸びる同点ソロを放った。チームに弾みをつけたが、5―2とリードした四回の好機では空振り三振。追加点を奪えず、直後に相手の反撃を許しただけに、「あそこで一本出ていれば、もう少し違う展開になったのも事実。自分の力不足」と反省の言葉が口をついた。
投打の二刀流で出場した前回大会では、米国との決勝で九回に自らマウンドに上がり、試合を締めくくって優勝。3年後の今大会は最後の打者となり、日本として初めて4強入りを逃す屈辱の幕切れとなった。「優勝以外は失敗。こういう形で終わってしまうのは非常に残念だけど、必ず次がある。みんなで一回りも二回りも大きくなって戻って来られれば」。試合後は仲間と再会を誓い合った。
雪辱の舞台は、大リーガーの参加が検討されている2028年ロサンゼルス五輪となるのか。「代表戦はもちろん挑戦したい。どういう形で次に出場できるか分からないが、次の機会にまた集中したい」と言葉に力を込めた。(マイアミ時事)。
【時事通信社】
〔写真説明〕9回、遊飛に倒れた日本代表の大谷(中央)。準々決勝敗退が決まった=15日未明、米フロリダ州マイアミ
〔写真説明〕1回、同点のソロ本塁打を放つ日本代表の大谷=14日、米フロリダ州マイアミ
〔写真説明〕1回、同点のソロ本塁打を放ち、塁を回る日本代表の大谷(右)=14日、米フロリダ州マイアミ
2026年03月15日 18時57分