
持てる力を存分に発揮した。25歳の森下が一時は勝ち越しとなる3ラン。「自分なりの100%を出そうとした結果が、すごくいい形につながった。ああいうところで打つことを求められて、このWBCに選ばれたと思う」。胸を張れる打撃になった。
負傷した鈴木に代わり、二回の守備から出場。鈴木の悔しさを推し量りつつ「自分が代われるように、心の準備をしていた」。突然の起用にも、臆することはなかった。
三回。阪神の同僚、佐藤の二塁打で同点となった直後、1死二、三塁で打席へ。「すごく楽な形で立たせてもらった」。メジャーで2季連続12勝の左腕、R・スアレスのチェンジアップにやや泳がされながらもすくい上げ、左翼ポール際へ運んだ。大谷は「ああいう形で(鈴木が)退いた後で難しかったと思うが、しっかり代役を務めてくれた」とたたえた。
プロ1年目から、井端監督は侍ジャパンに選んでくれた。「その経験があったから、WBCでも堂々とプレーできた」。チームは無念の敗退となったが、技ありの一発は指揮官への恩返しにもなった。
【時事通信社】
〔写真説明〕3回、勝ち越しの3ランを放つ日本代表の森下(右奥)=14日、米フロリダ州マイアミ
〔写真説明〕3回、3ランを放ち生還した森下(左)を迎える日本代表の大谷(中央左)ら=14日、米フロリダ州マイアミ
2026年03月15日 18時48分