
「南海の黒ヒョウ」の愛称で人気を集めた大相撲の元大関若嶋津の日高六男(ひだか・むつお)さんが15日、病気のため死去した。69歳だった。
鹿児島県種子島の中種子町出身。鹿児島商工高(現樟南高)から元横綱初代若乃花が師匠の二子山部屋に入門し、1975年春場所で初土俵。軽量ながら、強い足腰を生かして出世を重ね、81年初場所で新入幕。82年九州場所後に大関昇進を果たし、84年には春場所、名古屋場所と2度の幕内優勝を遂げた。
87年名古屋場所で現役を引退して年寄「松ケ根」を襲名。90年に部屋を興し、元小結の松鳳山らを育てた。2014年末に「二所ノ関」に年寄名跡を変更し、日本相撲協会では審判部長を務めた。
17年に千葉県船橋市の路上で倒れ、頭部の手術を受けたが復帰。相撲協会の定年を控え、21年末に元横綱稀勢の里の荒磯親方と名跡を交換した後、再雇用制度を利用して放駒部屋付きとして後進の指導に当たり、23年7月に協会を退職した。
夫人は元人気歌手の高田みづえさん。
【時事通信社】
〔写真説明〕日高六男さん(元大関若嶋津)
〔写真説明〕歌手の高田みづえさん(右)と結婚式を挙げた大相撲の大関若嶋津=1985年9月、東京都千代田区
2026年03月15日 21時25分