
米大リーグ、パドレス傘下のバルザー・ブライアン投手(21)が今季、飛躍を期している。昨季は1Aで16試合に登板して1勝6敗、防御率7.92。成績はいまひとつだったものの160キロの速球を投げる潜在能力が評価された。制球力、試合のつくり方などを進歩させたいと考えており「球数、イニングを投げて成長していこうと思っている」と言う。
米国人の父と日本人の母の間に神奈川県横須賀市で生まれ、米ニュージャージー州と茨城県常陸大宮市で育った。常総学院高では150キロ超の速球が評判だったが故障のため公式戦ではほとんど登板できず、2022年のドラフト会議では指名がなかった。直後に右肘靱帯(じんたい)再建手術を受け、将来性を買ってくれたパドレスと23年1月にマイナー契約を結んだ。
高校卒業後に渡米したがリハビリの毎日。痛みがぶり返すなど順調にいかず、24年7月にようやくルーキーリーグで登板できた。「もう野球ができなくなるかと不安だった。でもあの間にしっかり筋力トレーニングができたし、いい経験だった」と振り返る。
復帰後は球速がアップ。昨年は日本代表の井端弘和監督の訪問を受けた。代表入りはならなかったが、候補として注目されただけで「うれしかった」と言う。高校時代に野手から転向し、投手としては今季が実質2年目。メジャー昇格へ大きく踏み出すシーズンにするつもりだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕常総学院高から渡米4年目。メジャーを目指すパドレス傘下のバルザー=15日、アリゾナ州ピオリア
〔写真説明〕メジャーを目指すパドレス傘下のバルザー=15日、アリゾナ州ピオリア
2026年03月18日 18時01分