中東・経済安保が焦点=高市首相、18日初訪米



高市早苗首相は18~21日の日程で米ワシントンを訪問し、トランプ大統領と会談する。首相の訪米は昨年10月の就任以来、初めて。緊迫化するイラン情勢を受け、ホルムズ海峡の安全確保策を巡ってトランプ氏が何を要求し、首相がどう答えるかが最大の焦点。サプライチェーン(供給網)の脱中国依存に向け、経済安全保障上の協力拡大も協議する見通しだ。

首相は18日に羽田空港からワシントンに向けて出発。19日にホワイトハウスで首脳会談とワーキングランチに臨むほか、トランプ氏主催の夕食会に出席する。同氏が訪米した他国の首脳を昼食会と夕食会の両方でもてなすのは極めて異例だ。首相は20日にワシントン近郊のアーリントン国立墓地で献花し、帰国の途に就く。

両氏の対面会談は、昨年10月に東京で行ったのに続き2回目。首相は強固な日米同盟の姿を世界に誇示し、自身の台湾有事発言に反発して日本への軍事的・経済的威圧を強める中国をけん制したい考えだ。良好な日米関係が米国の国力強化にも資すると訴え、アジアへの米国のつなぎ留めも狙う。

首相はまた、日本の防衛力強化の方針を改めて説明。昨年、日米が合意した対米投融資第2弾の発表も準備している。中国が軍民両用品への輸出規制を強化したレアアース(希土類)など重要鉱物や、人工知能(AI)といった先端技術を含む経済安保上の協力も主要議題となる。

訪米には茂木敏充外相、赤沢亮正経済産業相の閣僚2人が同行する方向で調整している。

【時事通信社】 〔写真説明〕首相官邸に入る高市早苗首相=17日午前、東京・永田町

2026年03月17日 20時30分


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