2月の訪日中国人4割減=旧正月で全体は過去最高―日本政府観光局



日本政府観光局が18日発表した2月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月比6.4%増の346万6700人となり、2月として過去最高を更新した。旧正月(春節)の旅行需要が寄与した。ただ、中国人は45.2%減の39万6400人に落ち込み、3カ月連続でマイナスとなった。

昨年は1月下旬に始まった旧正月が今年は2月中旬にずれ込み、韓国や台湾、香港などの訪日客が大幅に増加。海外旅行先としての日本人気も継続し、欧州や北米を含め、18の国・地域で2月として過去最高を記録した。

一方、台湾問題を巡る日中関係の悪化で、一時100万人を超えた中国人客は、昨年12月以降30万人台に低迷。村田茂樹観光庁長官は記者会見で「中国客が戻ってきつつあると評価できる材料は持ち合わせていない」と述べた。

また、米国とイスラエルのイラン攻撃で不安定化する中東情勢の影響も懸念されている。イスラエルや湾岸諸国など中東8カ国からの2月の訪日客は7.5%減少。イスラム教のラマダン(断食)期間が重なったことが一因とみられるが、村田長官は「今後の状況を注視する必要がある」と警戒感を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京・浅草の浅草寺を訪れた外国人観光客=東京都台東区(AFP時事)

2026年03月18日 18時51分


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