龍頭、抜群の制球力=前回覇者を完封―高校野球・神村学園



前回覇者の横浜打線相手に、正確なコントロールで対抗した。神村学園の龍頭が6安打で完封。「一球一球打たせて取るという気持ちだった」と128球のマウンドを振り返った。

プロも注目する右腕、織田との投げ合い。「あまり意識せず、チームを勝たせる」という思いでマウンドに上がった。一回は味方の失策も絡んで得点圏に走者を背負ったが、さえていたフォークで4番川上を遊飛に。後続も打ち取った。その後も緩急を駆使し、打者のタイミングをずらす。凡打の山を築いた。

2点リードの九回。安打と死球で2死満塁のピンチを招いた。ここで、捕手の川本から「この打者を絶対に打ち取ろう」とハッパを掛けられた。その言葉を力に変え、変化球で空振り三振。「いいボールを投げられた」と充実した表情だった。

制球力を良くするため、日ごろのキャッチボールから高い意識を持つ。ボールがシュート回転になることを防ぐため、常に相手の右胸を狙う。積み上げてきた努力が、大舞台で花開いた。「日本一を目指す。一つ一つ駆け上がる」と先を見据えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕横浜を完封し、喜ぶ神村学園の龍頭=20日、甲子園 〔写真説明〕横浜を完封し、喜ぶ神村学園の龍頭(右から2人目)ら=20日、甲子園

2026年03月20日 18時13分


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