
巡ってきたチャンスは逃さない。1軍に昇格したばかりの来田の気合十分のスイングが、オリックスに貴重な追加点をもたらした。
1―0の五回2死一塁。高橋光が初球に投じた直球を右前へはじき返した。前へ突っ込んだカナリオの前で弾み、打球はフェンスまで到達した。今季初出場の来田にとっては「開幕戦」。相手の打球判断のまずさにも助けられたが、2打席目での初安打は適時三塁打となり、「1本出したかった。打点も付いたので、よりよかった」と素直に喜んだ。
前日に杉沢が右手首に死球を受けて骨折し、代わりに昇格。思わぬ形だっただろうが、「良い緊張感で打席に入れた」と振り返る。勝利に貢献する働きだった。
強打を期待されて入団。気付けば6年目を迎え、殻を破ることが求められる立場となり、「外野手争いは激しいが、そこに割って入りたい」。その誓いを体現する1年が始まった。
【時事通信社】
〔写真説明〕5回、適時三塁打を放つオリックスの来田=15日、京セラドーム
2026年04月15日 23時13分