板倉滉、待望の戦列復帰=前回大会に続き試練―サッカー日本代表・苦しみの先に(下)



日本代表に朗報が届いた。DF板倉滉(アヤックス)が、4月11日にオランダ1部リーグのヘラクレス戦で約2カ月ぶりに復帰。守備の要のワールドカップ(W杯)出場に、光明が差した。

ドイツのボルシアMGから移籍した新天地。188センチの長身や高い身体能力を生かした守備力を発揮し、主力として活躍していた。しかし1月に戦列から離脱。欧州メディアによると腰を痛めたといい、3月に英国に遠征した日本代表メンバーからも外れた。

4年前のW杯カタール大会が思い起こされる。この時も開幕の約2カ月前に左膝の靱帯(じんたい)を負傷。招集が危ぶまれた中で選ばれ、本番が始まると1次リーグ全3試合に出場。高いパフォーマンスを発揮して16強入りに貢献した。

不屈の精神を失うことはない。昨年10月の招集でもけがのため不参加となり、歴史的勝利を飾ったブラジル戦のピッチに立てなかった。それでも「競争が激しくなっているが、代表はそうでなくてはいけない。競争があってどんどん強くなっていく」と前向きに捉えていた。

経験を積み重ねた29歳。「年齢的に上になり、そういう責任感はあるけど、変に意識することはない」と言う。ヘラクレス戦では後半途中までプレーし、同僚の日本代表DF冨安と交代した。冨安もこの日が復帰戦。試練を乗り越え、大舞台に再び立てるか。

【時事通信社】 〔写真説明〕ボリビア戦で、パスを出す板倉滉(右)=2025年11月、東京・国立競技場

2026年05月02日 07時11分


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